秋田の伝統工芸
「蒔絵グラス」
「銀線細工×漆リング」
お店がオープンして1年。
やっと自分が思うような
銀線細工職人の方と
出会う事が出来ました。
朱金・黒金・五衣の3種のリングはリバーシブルデザインで「銀線細工の唐草模様面」と「漆が塗られた面」を切り替えて使用することが出来ます。
また、普段使いすればするほど、銀と漆が経年変化し、世界で一つだけの色合に変化していきます。
銀線細工のシルバーに漆をコーティングする事で、ワンランク上のジュエリーに仕上がっています。
今までの昔を踏襲した銀線細工とは異なり佐藤房雄氏の銀線細工は、とてもいい意味でのストリート感、普段使い出来る銀線細工に仕上がっています。
美しい秋田の伝統工芸と今にマッチしたスタイリッシュなフォルムは
これから「風と地の吾」の柱の一つになってゆきます。
秋田の銀線細工の巧みと川連漆器 蒔絵師の巧みが合わさった銀線細工✕漆リングは伝統工芸品という枠を超えたスタイリッシュな今までにないリングに仕上がっています。
お店では、この銀線細工✕漆リング、オリジナル銀線細工ブランド、この蒔絵師の蒔絵グラスの3つをリリース致します。
ITEM
商品一覧
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朱金-shukin-
38,500円 (税込)
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黒金-kokkin-
42,000円 (税込)
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五衣-itsuginu-
45,000円 (税込)
ITEM DETAIL
商品詳細
銀線細工「唐草模様」と「漆」の
リバーシブルデザイン
秋田銀線細工は、素材に純銀(99.9%)を使用し、いかに縒り目を緻密に作れるかが職人の技術力の指標とされています。
秋田銀線細工の緻密な唐草模様が施された「銀線×漆リング」は、カジュアルは勿論、フォーマルなシーンにおいても違和感なく馴染みます。
銀と漆が経年変化、
世界に一つだけの色合に変わる
銀も漆も、時間とともに色合が変わる素材です。銀は硫化(りゅうか)と呼ばれる変化をおこし、少しずつ黒色に経年変化していきます。普段触れやすい表面は自然と磨かれ、変化が緩やかになります。その結果、銀線細工内部の触れられにくい部分との濃淡の差が生まれ、造形がより立体的に見えるように変化します。(※一定の時間が経過した別作品との比較)
一方で漆は、太陽光(紫外線)に当たることで、製作当初の色合から、時間とともにより明るい色に変化します。(※製作間もない朱金と、同色の漆を塗装した別作品との比較)
さらに、リングカラー「朱金」「黒金」の下地には金色、「五衣」には山吹色が用いられています。普段使いの中で漆が少しずつ薄くなるにつれ、下地の色がアクセントとして浮かび上がり、世界に一つだけの色合に変化していきます。
「銀線×漆リング」を実現した
職人の技法
「銀線×漆リング」をこの世に生み出したのは、蒔絵師 伝統工芸士である佐藤 渉と、秋田銀線細工職人 佐藤 房雄。銀線細工にとどまらず、鍛工、彫工の技術を持つ佐藤 房雄が銀製のリングを鍛工から製造。
寸法や銀の光沢、そして唐草細工(リング枠内に銀線を填め込んだ状態)のサイズ感など、リングのベースが出来上がります。全体幅が0.数mm変わるだけで印象もガラッと変わるアイテムであることから、微調整を何度も繰り返しました。
出来上がったベースに対して、蒔絵師 佐藤 渉が漆を塗装。漆は本来、木材に漆を施した素材への接着剤、もしくは塗料として用いられるため、金属のような異素材に対しては、しっかりと接着しない特性があります。
「銀線×漆リング」には、金属やガラスにも接着する特殊な漆を使用するとともに、何層も塗り重ねることで剥がれにくくする「多層塗り」の技術が用いられています。「多層塗り」は佐藤 渉が7年間を費やして実現した技術であり、国内でも非常に稀有な職人の技法です。
collaboration
コラボレーション
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房工房 佐藤房雄 氏
- 秋田県認定工芸士
- 銀線細工職人
20歳の時、初めて秋田銀線細工の存在を知り、その繊細な技術に魅せられ秋田銀線細工職人になることを決意。飛び込みで弟子入りした師匠の元で15年間修業を積み、2015年に独立。現在は、依頼人からの要望、その方のイメージに合わせた作品をオーダーメイドしている。
銀線細工×漆リング
商品一覧 -
佐藤 渉 氏
- 秋田県認定工芸士
蒔絵(まきえ)という日本独自の装飾技術を使って、漆器などの生活道具を美しく彩る工芸家。
グラス蒔絵商品一覧
蒔絵とは、漆を接着剤代わりにして、純金箔や純金粉、銀粉などを定着させ、絵や模様として装飾する技法のこと。夜行貝、蝶貝などの貝殻の裏側にあるキラキラした部分を薄く剥いで絵柄に使うこともある。蒔絵師はまず、漆塗り職人が仕上げた漆器などに、蒔絵筆という特殊な細筆を使って漆で絵を描く。その漆が乾かないうちに純金粉などを蒔きつけ、美しい絵柄として完成させていく。
技法によっては、その上からさらに漆を塗り重ね、時間をかけて乾燥させてから表面を研ぎ、光沢を出すものもある。絵柄部分を漆や炭粉で盛り上げて立体的に見せる技法や、金粉の蒔き方でグラデーションをつける技法など、伝統的な技がいくつもある。繊細な感覚と技術力を必要とする仕事だ。
蒔絵による装飾は、漆器をはじめ、仏壇、仏具、雛人形や五月人形の道具、万年筆などにも用いられている。何度も塗り重ねられた漆と金銀に照り輝く絵柄の美しさは、日本が誇る工芸技術として、国内はもちろん海外でも認められている。
蒔絵について
ガラス面に箔を数回塗り、強度をもたせる。その後にそれぞれの色の漆を塗っていく。漆が乾く前に4本の縦のラインと底部に塗り、これも塗って乾かしを数回行い完成となる。
蒔絵グラスも、漆は一回一回塗っては乾かしていかねばならず、描くこと、塗ること、乾かすことそれぞれに時間を費やし作品として完成する。
認定工芸士 川連漆器 蒔絵師の描いた絵がガラスと水を通してさらに美しく映える様は、伝統職人ならではの匠の技である。
ITEM
商品一覧
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HANABIグラス蒔絵 盃
ぐい呑丸形 [青] [赤]
5,500円
(税込) -
SAIUN グラス蒔絵 盃
4,770円 (税込)
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OBI グラス蒔絵 盃
[朱] [漆黒] [白百合]
6,600円 (税込)
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風と地の吾
- ライフスタイル提案発信型SHOP
- 秋田市中通二丁目1-1
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